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公益社団法人日本放射線腫瘍学会

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小線源治療部会の活動

小線源治療部会第20回学術大会

- ご挨拶 -

平成29年7月吉日

日本放射線腫瘍学会・小線源治療部会第20回学術大会
当番世話人 櫻井 英幸
筑波大学医学医療系 (放射線腫瘍学教授)

記念すべき日本放射線腫瘍学会・小線源治療部会第20回学術大会を、筑波大学において主催させていただくこととなり、大変光栄に存じます.

放射線治療の技術革新は衰えるところを知らず、多くの施設に高精度放射線照射技術が導入されております. 定位放射治療、強度変調照射法、粒子線治療など、医療における重要性は益々大きくなっているところです.小線源治療においても、多くの施設で画像誘導技術が導入され、有効性・安全性の向上が図られていることと思います.

私が医師になったばかりのころは、小線源は低線量率が主体であり、小線源治療はいうなれば、"名人芸"の治療で、うまく刺せば治りますが、下手だと治らず有害事象がでる、という治療でした.現在は高線量率、CT・MRIガイド、3次元治療計画、最適化計算など、隔世の感があります.このように小線源治療においても大きなイノベーションが起こったわけですが、改良された"道具"を使えばうまくいくかというと必ずしもそうではありません.道具の改良とともに、我々術者、つまり"人"の技術も改良しなければ、思わぬピットフォールに遭遇し、患者さんに有用な治療を提供することはできません.本大会では、小線源治療の歴史を振り返るとともに、新しい技術をいかに共有し、安全に有効に利用するために、なにをすればいいのかを考える会にしたいと思っています.

第19回大会の大会長・長谷川正俊先生は、歴史的都市である奈良において、大変有意義な大会を主催されました.今回の第20回大会は、新しい未来型都市である"つくば"において、皆様とともに小線源治療の将来を展望できたらと考えております.

ぜひたくさんの皆様に参加していただき、ご発表いただければ幸いです.

小線源治療部会第20回学術大会
会期 2018年6月22日(金)~23日(土)
会場 つくば国際会議場
当番世話人 櫻井 英幸(筑波大学医学医療系 放射線腫瘍学教授)
ホームページ http://www.japan-webinar.jp/brachy2018/
問い合わせ先 ジャパンウェビナー合同会社
〒350-1178 埼玉県川越市大塚新町8-18
TEL&FAX:049-256-7616
携帯090-2333-0794(橋本)

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