JASTRO

公益社団法人日本放射線腫瘍学会

JASTRO Japanese Society for Radiation Oncology

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研究助成金細則

(総則)

第1条

学術委員会が主務する研究費助成の為、本細則を定める。

(課題の公募)

第2条

研究助成にかかる研究課題の公募は、本学会員を対象とし、原則として毎年行う。
研究課題に応募するものは、研究部門(基礎研究か臨床研究のいずれか)、研究課題名、研究目的、研究計画、研究を必要とする背景、2年後の研究達成目標、研究助成金の使途などを別に定める様式により記載し、学術委員会へ提出する。
なお、研究部門の最終判断については学術委員会で行い、臨床データを用いて、治療の安全性・有効性を論じているものは、臨床研究、そうでないものは基礎研究として扱う。

(課題の選定と助成)

第3条

学術委員会は応募課題から本研究助成に相応しいと考えられるものを理事会へ推薦し、理事会が研究助成対象として決定する。なお、研究助成対象の選定は、原則として基礎研究と臨床研究それぞれの部門から1課題以内とし、1課題あたり年間30万円の助成を原則2年間行う。但し、該当する課題がある場合は上限4課題の採択まで可能とする。

(研究代表者の役割)

第4条

研究代表者は、その共同研究者を選任し、研究計画とともに委員会に提出する。
研究代表者は、その研究の年間中間報告を別に定める様式により学術委員会に毎年9月1日までに報告する。

(研究期間)

第5条

研究期間は2年を原則とし、研究期間の延長は2年(通算4年)を限度とする。
研究は、原則として研究課題決定後の9月1日をもって開始日とし、2年後の8月31日を終了日とする。

(研究成果の評価)

第6条

研究成果は、研究代表者が研究終了年の学術大会において報告する。
最終報告書を研究終了年の12月末日までに学術委員会へ、別に定める形式で提出する。
最終報告書は、学術委員会がこれを評価し、理事会の承認を得て、JASTROニュースレターに研究報告として掲載する。
研究課題の内容をJournal of Radiation Researchに投稿した場合、その投稿料を全額補助する。Acknowledgmentに「This study was (partly) supported by Grant-in-aid for research on radiation oncology of JASTRO 20XX-20XX」とJASTRO研究課題であることを明記する。
JRR以外への雑誌への投稿に関しては、peer review journalであれば、上限 $300まで補助する(領収書コピー必要)。AcknowledgmentにJASTRO研究課題であることを明記する。
研究成果を学術委員会名等で出版(自費出版を含む)する場合には、学術委員会の審議を経て理事会の承認を得るものとする。

(研究助成金の使途)

第7条

研究代表者は各会計年度末には別に定める様式により会計報告を行う。
なお、助成金の使途は採択された課題研究に関する目的に限定し、学会参加費や出張旅費の支出は研究費の半分以下にする。

第8条

本細則の改訂は学術委員会の発議を経て理事会が行う。

附則

  • この細則は1990年9月13日より施行する。
  • 1993年6月21日一部改訂
  • 1994年4月7日一部改訂
  • 1995年6月3日一部改訂
  • 2001年1月13日一部改訂
  • 2013年4月12日一部改訂
  • 2019年7月26日一部改訂
  • 2020年7月30日一部改訂
  • 2024年1月19日一部改訂
  • 2024年7月26日一部改訂
  • 2025年1月17日一部改訂

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