(2011年11月更新)
医療安全委員会よりのお知らせ
2011年11月01日
医療安全委員会よりのおしらせ
一般社団法人日本放射線腫瘍学会
放射化物(以下、放射性汚染物)に対する規制を本格的に整備した改正放射線障害防止法が、平成22年4月国会成立、同年5月公布され、来年5月まで(公布後2年以内)に施行となっております。そして現在、具体的な管理基準を示す同法の施行規則等を改正するための検討が行われております。
本学会は、関連ワーキンググループや関係団体とも連携して放射線治療に重大な障害を及ぼさない合理的な管理基準作成のためにエビデンスの収集や建設的な提案等を行っております。
しかしながら、平成24年5月までには施行規則が改正・施行され様々な規制が実施される可能性があります。会員の皆様の施設においては、放射線治療装置(リニアック等)の利用に伴って生じたターゲット等の放射性汚染物につきましては現行ガイドライン(課長通知)に基づいて適切に管理されていることと思いますが、再度ご確認いただき放射線管理に遺漏のないようよろしくお願いいたします。
なお、放射性汚染物の廃棄委託等に関してご不明な点がございましたら速やかに各ベンダーにご相談されることをお勧めいたします。
医療安全委員会 委員長 伊丹 純