理事会承認の「停止条件付き定款案(一次案)を掲載しました。
2010年09月13日
JASTRO会員の皆様へ
我々のJASTROは2008年12月に一般社団法人となりましたが、この間の組織運営の実績に基づき公益社団法人の認定申請を行うべく、来年早々を目標に鋭意準備を進めているところです。その準備の中で定款の一部改訂が必要になっています。抑も現在の定款は将来の公益認定申請を念頭に作成したものであり、大きく改訂する必要は勿論ありません。ただ、今回の申請準備に当たっての内閣府公益認定等委員会との事前相談の結果、現時点で幾箇所か改訂の必要が指摘され、その意見に従って改定案を作成しました。
以下、大きな2点について説明します。
1.学術大会長に係る条文の削除
「学術大会長の権限や役割が理事長や理事会のそれらに干渉することはないのか?」との異見が出されました。現在の定款ではその役割を学術大会の開催としてあり、誤解が生まれる余地は通常はないと思いますが、より明確に「理事会の権限や役割に干渉しない」と言う趣旨の文言を付加するか、あるいは学術大会長の条文を削除するのが望ましいとの指導を受けました。そこで、この条文を削除しました。なお、学術大会長に関しては、施行細則に既に明記されていますので、定款から削除しても問題は無いと考えました。
2.委員会に関する条文の削除
これも1.の学術大会長に関するのと同じ事情で削除しました。なお、委員会に関しては施行細則には条文がありません。新たに加えることが必要です。
他、現在のモデル定款に倣って記述を改めた箇所があります。ただ、これらの箇所は本質的な改訂ではありません。改訂あるいは付加した箇所は朱字で表示してあります。今後も当該委員会との事前相談を行う予定ですが、現段階での案を一次案として提示します。ご意見、質問が御座いましたら、JASTRO事務局へお寄せください。更なる変更が生じた場合には、それを二次案として公開し会員各位のご意見を聴取した後、成案を得て11月の社員総会に提案させて頂きます。
公益認定申請準備委員会
委員長・JASTRO監事
小野 公二