会費値上げの修正案についてのパブリックコメントのお願いを掲載しました。
会費値上げの修正案についてのパブリックコメントのお願い
2008年10月23日
2008年10月22日
JASTRO会長 小野公二
JASTRO前会長、庶務委員長 晴山雅人
JASTRO総務理事、財務委員長 西村恭昌
JASTRO理事会
JASTROは本年12月の新法人法の施行に合わせて、一般社団法人・日本放射線腫瘍学会の設立を図ります。法人化は専門医の標榜のみならず、我が国の放射線腫瘍学の発展にとって重要な一歩となりますが、その運営に要する経費の増大も避けられません。そのためには現在の財務状況の健全化を図る必要があります。そこで、本年8月に会費値上げの案を会員の皆様に公告しましたが、10月16日の代議員会では理事会提案の会費値上げ案は2/3以上の賛成が得られず、可決に至りませんでした。
現在、准会員は全会員の37%を占めています。そもそも学会の運営に要する経費は会員からの年会費などを以て充てるのが原則ですが、JASTROの財務状況を分析したところ、准会員の皆様に提供している会員サービスに要する一人当たりの費用は、その年会費を大幅に超過しています。JASTROニュースレター、学術大会抄録集、会員名簿、あるいは会員情報のシステム管理などに要する経費が年々増加しているにも関わらず、准会員の年会費が収入に占める割合は9%に過ぎません。正会員の方々の負担がこの不均衡の多くを補っています。このような状況を踏まえて、一般社団法人・日本放射線腫瘍学会では「准会員」と名称を変更し会費を上げさせて頂きたく存じます。現在准会員であられる皆様にはこうした事情をご理解くださるようお願いする次第です。なおこの値上げに伴い、「准会員」も正会員同様JASTRO学会誌の筆頭著者になれるように投稿規程の変更を行います。正会員および賛助会員の皆様にも、日本の放射線治療をさらに発展させるためにやむを得ず会費の値上げさせて頂きたいと考えております。
前回案では准会員の会費を8,000円としましたが、代議員会では、准会員の会費はむしろ低く抑え、正会員の会費を更に値上げせよとのご意見も御座いました。正会員には現在24%の非医師会員が居られること、又若い医師も多く含まれることなどから、理事会としては正会員に提案額以上の年会費を求めるのは不公平と考え、正会員は前回案のまま13,000円とし、准会員の会費を6,000円とする修正案を提示させていただきます(付表)。なお、 6,000円は准会員1名の上記サービスに要する年間経費以下となります。
提案の会費の徴収には、本年12月あるいは来年1月に行われる一般社団法人・日本放射線腫瘍学会設立総会において、会費を定めた定款細則の承認を頂く必要がありますので、平成20年度(会計年度は9月1日に始まります)の会費請求は本年12月以降に送付させて頂く予定であります。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、今回の修正案にご異見をお持ちの方は平成20年11月14日までにJASTRO事務局(jastro-office@jastro.jp)あてにメールでコメントをお寄せください。
付表;会費の改定(案)
現行
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平成20年度以降
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正会員
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准会員
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賛助会員(1口)
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正会員
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准会員
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賛助会員(1口)
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入会金 |
5千円
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不要
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不要
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5千円
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5千円
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不要
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年会費 |
12千円
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3千円
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100千円
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13千円
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6千円
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200千円
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