第6回放射線治療・物理学セミナーのご案内(2018年3月3日)
第6回放射線治療・物理セミナー開催にあたって

JASTRO教育委員長
内田 伸恵
近年の放射線治療における技術進歩に伴い、医学物理学の知識がますます重要となっています。JASTRO教育委員会では、診療現場で役に立つ医学物理学の基礎を分かりやすく学びたいという会員の皆様方のご要望に応えるため、毎年放射線治療・物理学セミナーを開催しています。
今回で第6回目となりますが、これまで参加された皆様から非常に高い評価を頂いています。本セミナーでは、第一線で活躍されている先生方が、基礎的事項から臨床に直結する内容まで、わかりやすい講義を行ってくださる予定です。概ね3年間1クールで重要項目を網羅する内容構成となっています。主な受講対象者は放射線腫瘍医ですが、他の職種の皆様にも役立つ内容です。
チーム医療においては、お互いの業務内容を知り、お互いを尊重し合うことが明日の診療の向上につながると思います。
風光明媚な淡路島夢舞台国際会議場での早春の1日が皆様にとって実り多いものとなりますことを祈念しています。
第6回放射線治療・物理学セミナー 世話人
徳島大学医歯薬学研究部放射線科学系医用画像情報科学分野
芳賀 昭弘
放射線治療・物理学セミナーは、今回で6回目を数えることになりました。会員の皆様方からは大変ご好評をいただいていると聞いておりますが、それも回を重ねるごとに物理セミナー自身が時代に合わせて進化しているからこそではないかと考えています。今回の新しい試みは、総論と各論においてそれぞれ数理統計とMRI画像誘導放射線治療を加えたところになります。昨今の放射線治療では人工知能や機械学習の役割やMRI画像の役割が非常に高くなっており、興味を持っている先生方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。その他にも、放射性同位元素による治療物理、直線加速器、治療計画CT、強度変調放射線治療、画像誘導放射線など従来から引き継いでいる科目にも、その普及が進む中で整理されてきた部分がございます。最新の話題を含んだこうした基礎科目を一日かけて受講するということは、本セミナーの大きな特徴の一つではないかと考えています。
今回初めて本州を離れ淡路島での開催となりますが、海の青と山の緑に囲まれた素晴らしい環境をご提供できるものと思っています。本セミナーに参加することで日々の業務で疲れた心と体を癒し、英気を養っていただければ幸いです。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
会期 | 2018年3月3日(土) |
主催 | 日本放射線腫瘍学会教育委員会 |
会場 | 兵庫県立淡路夢舞台国際会議場イベントホール http://www.yumebutai.org/ 兵庫県淡路市夢舞台1 |
募集人員 | 200名(定員になり次第終了) |
応募方法 | インターネットにて受付 「ここから申込み」 ※キャンセル待ちのお問い合わせは下記までご連絡ください。 E-mail:hiroshima-ec@or.knt.co.jp |
申込受付 | 2017年12月11日(月)より受付開始 |
参加費 | 事前登録:JASTRO会員10,000円、非会員12,000円 当日登録:JASTRO会員12,000円、非会員14,000円 *事前登録で定員数に達した場合は、当日登録は行いません。参加費には昼食代が含まれます。 |
世話人 | 芳賀昭弘(徳島大学医歯薬学研究部放射線科学系医用画像情報科学分野) |
問い合わせ先 | 第6回放射線治療・物理学セミナー運営事務局 Email:hiroshima-ec@or.knt.co.jp TEL:082-502-0909 |